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PUBLIC Technologies

日本初の公共ライドシェア、復興と観光を支える「小松市ライドシェア」を展開

公共ライドシェア

石川県小松市

小松市ライドシェア
自治体名石川県小松市
導入時期2024年3月
地域の課題
  • 夜間の移動手段の不足
  • 被災者の移動手段の確保
  • 観光客の増加に伴う交通需要への対応

石川県小松市への「小松市ライドシェア」の導入背景

石川県小松市では、以前から、夜間を中心とする地域住民の移動手段の確保が課題となっていました。さらに、小松市内には多くの能登半島地震の被災者の方が2次避難しており、自家用車を残して避難している方々の日常の移動手段が不足していました。

そのため、当面の間は「復興ライドシェア」と銘打ち、市内に避難している被災者の方などには無料でご利用いただきました。

「小松市ライドシェア」について

石川県小松市では、国土交通省が提唱する「公共ライドシェア」の枠組みを活用し、「小松市ライドシェア」の取り組みを開始することとなりました。

公共ライドシェアとは、地域の交通空白地帯や公共交通機関が不足している時間帯において、住民や訪問者の移動手段を確保するためのサービスです。具体的には、自治体やNPO法人が主体となり、自家用車を活用して有償で旅客を運送する「自家用有償旅客運送」制度を利用しています。この制度は、道路運送法第78条に基づき、国土交通大臣の登録を受けた団体が運行を行うもので、地域の移動ニーズに応じた柔軟な交通手段の提供を目的としています。

日常的に移動に不便さを感じている住民や観光客、新しく開通した北陸新幹線で訪れた方々の移動の利便性向上に加え、能登半島地震で被災された二次避難者の方々の移動を確保するために、タクシーが不足している夜間の時間帯に自家用車を活用した小松市ライドシェアを運行しています。

「小松市ライドシェア」の運行概要

運行期間毎週木曜日、金曜日、土曜日運行 ※ドライバーの体制が整い次第、毎日運行予定です。
運行区域小松市内全域(発地・着地のいずれかが小松市内に限り能美市、加賀市での乗降可能)
対象者能登半島地震の二次避難者および市民、来訪者
運賃能登半島地震の二次避難者:無料 市民及び来訪者:初乗り1kmまで400円 以降、300mごとに100円
予約方法アプリ「パブテク」及びコールセンターから予約ができます。 予約が集中し、電話がつながりにくい場合は、時間を空けておかけ直しいただくか、アプリにてご予約ください。(アプリ: 24時間受付 電話: 17:00~24:00)
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